沖縄の天然生アーサ(あおさ)を手摘みして天ぷらにしてみました。

沖縄に家を買う前、沖縄の食材の素晴らしさを全く知りませんでした・・・

産地直売所にいけば新鮮な野菜がとても安く買うことができます。季節の野菜を天ぷらで食べるのが自分にとって最高の贅沢です(もちろんビールは欠かせません)。

食材の宝庫沖縄で個人的に最も好物なのが天然の生アーサ(あおさ)です。

地元の方に生アーサ好きをアピールしていたところ、なんとアーサ獲りの体験に連れていってくれるとのこと!

腰の高さまであるゴム長靴?を購入して早速連れていっていただきました。

この美しい海で育ったアーサが美味しくないはずがありません。

沖縄では毎年2月~3月に生アーサが獲れます。

海の潮が引いたときに海の中を歩いて進んでいきます。

アーサ獲りを心の底から楽しみにしていた妻。私を置いて勇ましく海を進んでいきます。

岩にびっしりと生えているのが生アーサです。

日焼けした部分は取らずに水に浸かったところをすくっていきます。

できるだけ砂が混じらないように海中で洗いながら獲っていきます。

潮が満ちてくると危険ですので、収穫できる時間は30分~1時間ほど。

基本的に中腰で作業し続けるので、地味に腰にきます。

妻はアーサに夢中です。アーサ以外は視界に入らないようです。

潮が満ちる前に戻りましょう。

戻るように説得するもなかなか言う事を聞かない妻。
(食べ物に関しては頑固者です。)

家に戻ったら早速収穫したアーサを洗い、砂抜きします。

砂が混じらないように獲ったつもりですが・・・

食べたときに砂がガリッとなるとげんなりしますよね・・・砂抜きは大事です。

ただ、この砂抜きが大変です。
(私は見てるだけですが・・・)

生アーサは処理が大変なので、沖縄ではアーサは嫌いな人にはあげないそうです。

逆に言えば、生アーサを頂いた人からは好かれていると理解して良いのかもしれません。

砂抜き処理がされてないアーサをもらった場合は・・・微妙なラインかと・・・(笑)

このように1日作業を経て我が家の冷凍機には至宝アーサが眠っております。

生アーサは幅広く料理に使えますが、私は島豆腐に混ぜて揚げる「がんもどき」が大好物です。

生アーサ「がんもどき」が揚がるのをただ見つめております。

揚がった瞬間食べたいですが、火傷必至のため固唾をのんで待ちます。

ほどよくアーサの塩分が聞いているので、余計な味付けは不要です。

擦ったショウガを乗せ、少し醤油をかけて食べます。

これまでは肉が無いと生きていけないと思っていましたが、旬の食材を天ぷらにすれば肉無しでも生きていける気がしてきました。

生アーサ。素晴らしいです。

終わり

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