沖縄県南城市にオープンした美術館、その名も「南城美術館」に行ってきました。
南城市としては初の美術館ということで期待が高まります。
緑豊かな知念の丘に立地しています:
世界遺産「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」のすぐ近くなのでセットで観光するのもお勧めです。
沖縄の地元紙「琉球新報」によると、敷地面積は5千平方メートル、館内は約380平方メートルとかなり広く、展示スペースに加え、アトリエや宿泊スペースなどを設け、アーティストが寝泊まりしながら作品制作に打ち込めるとのことです。
アーティストが館内で生活しながら作品を制作&展示する美術館というのは初めて聞きます。
緑に囲まれた「南城市らしさのある南城美術館」:
南城市民なので「南城」の文字を見ると興奮します。
敷地内はきれいに整備されています。
なにやら人が寝そべっているようなオブジェが・・・アートです。
建物もアートです。この建物に芸術家の方が住んでいました。こんな素晴らしい環境の中で創作活動ができれば、私のような美術弱者ですら創作意欲が湧いてきます。
芝刈りの行き届いた庭に心が癒されます。
入館料はこちらの建物で支払います。立派な館です。
料金は事前情報では一人1,000円でしたが、実際には800円ぐらいだっと思います・・・
支払いしてチケットを手渡されます。チケットもアートです。
この時期はフランスのアーティスト「JOHN CORNU」さんの作品を展示していました。
実際にJOHNさんがこの南城美術館で生活し創作した作品を見ることができます。
作品を見ていきましょう。入口がお洒落に演出されています。アートを感じます。
JOHNさんのプロフィールがありました。
JOHNさんはフランスの芸術家で大学教授でもあるようです。
「何も私のものではない、私はただ通り過ぎるだけだ。」というメッセージに知性を感じます。私には一生思いつくことはないだろう芸術コメントです。
(おそらく・・・)空間全体が作品なのだと思われます。
仮に空間全体が作品であった場合、私のような芸術性のかけらもない人間が写真を撮影し、それをブログで紹介することにより、作品の価値を落としかねません。
この記事で掲載するアートの写真は芸術における経験、才能、知識がほぼゼロの人間が撮影したものであることをご承知おき下さい(重要)。
この部屋↓にはJOHNさんからのプレゼントが置いております。
プレゼントのポスターを大事そうに掲げる妻:
他にも展示物はありましたが、私の写真では芸術性を正しくお伝えできないのでここまでにしておきます。
美術館は上記の個展に加えて、常設展示されている作品が50点ほどあります。
どうやら「生活の中にアートを感じる」がコンセプトのようです。早速中に入ってみましょう。
玄関らしき扉を開け、中に入るといきなりアートが出迎えてくれます。
素敵です。私は今、アートを感じています。
南城美術館には知念の海を望む絶景もあります。
南城美術館にはまだまだたくさんの展示物があります。
景色も良く、長閑な環境なので、私のような「美術弱者」でも十分に楽しめました。
家路に着いても南城美術館のおかげで心にアートが残っています。
しかし、夜が来て、朝目覚めれば私のアート熱は冷めてしまうことでしょう。この気持ちを忘れないように、私は人生で初めて筆を取りました。
末筆になりますが、私の初めての作品を掲載させて頂きます。
作品名:「愛猫(あいびょう)」
南城美術館、おすすめです!
終わり