【京都を半日で巡る旅】あの日の中学生は東福寺を忘れない

京都には寺院が約1700、神社はおよそ800あるそうです。

半日だけ京都を観光する機会がありましたが、限られた時間でどこに観光に行くか・・・

地元に勤める方にお勧め寺院をいくつか教えて頂きました。

その方によると、南禅寺、永観堂、三十三間堂、龍安寺、銀閣寺は是非見てほしいとのこと。

観光に使えるのは4時間ほどです。限られた時間ということでアクセス重視でルートを選定しました。

先に南禅寺と永観堂に行って、時間の様子を見ながら次の予定を決めることにします。

先ずは南禅寺です。

広すぎる敷地内を適当に歩いて写真を撮ります。

趣を感じます。

こちらも素晴らしい雰囲気です。

写真を撮り逃してしまいましたが、次のポイントも見所です。

方丈庭園:

南禅寺HPより

水路閣: 明治時代の建造物で琵琶湖から京都に水を引くためのもの。

南禅寺HPより

続いて永観堂に行きます。南禅寺から歩いて行けます。
「紅葉の寺」と言われるそうですが、私は紅葉が終わった直後に訪れました・・・

素敵な永観堂の中庭:

堂の中を歩きます。堂と堂を結ぶ外廊下は山肌に沿って建築されており、この廊下は臥龍廊と呼ばれます。

臥龍廊からの景色: 紅葉の時期だったらさぞかし綺麗だったと思います。
しかし、冬の京都は落ち着いていて悪くないです。ゆっくり見ることができました。

高台からの景色:

南禅寺と永観堂を堪能すると、時刻は15時近くになっていました。

最後に三十三間堂に行くか、東福寺に行くか迷っていました。両方を見る時間はありません。

東福寺は地元の人に挙げてもらったお勧めに入っていないのですが、さかのぼること数十年前、中学生だった私の修学旅行先は京都でした。このとき、観光に全く興味がなかった私が唯一感動したのが東福寺だったのです。

あの感動をもう一度、ということで東福寺に行きます。

東福寺: あの渡り橋から見下ろす景色が素晴らしいです。橋に向かって早足で歩きます。昔のことすぎて、記憶が蘇るようで蘇りません。胸が高なります。

橋の入り口に到着です。

何か様子がおかしいです。人がぞろぞろと引き返してきます。

なんと、拝観時間は終わっていました・・・

時計をみるとまだ16時前です。
HPを見ると、12月の拝観時間は15時半まででした。

茫然とし、5分ほど立ち尽くします。

がっくりと駅(東福寺駅)に向かって歩きます。

駅までの道の途中、私の心を慰めるかのように、こじんまりとした寺、「雪舟寺」が門戸を開いていました。

雪舟寺: 聞いたこともない寺です。

なかなか良い庭園です。

ありがとうございます。雪舟寺さん。

東福寺で受けた大ダメージを癒してくれました。

ちなみに、ピークシーズンに東福寺のあの橋から見下ろす景色はこんな感じです。


東福寺HPより

次に京都に行くことがあったら、朝9時に東福寺に行きます。

終わり

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