一年間ガーデン造りに勤しんだ結果、南国らしい雰囲気のガーデンになってきました。
ただ、何かが足らない・・・
私は悲しくなるほど創造性や美的感覚に欠けた人間です。
何かが足りないけど、何が足りないのかは分かりません。色々と思案した結果、庭に奥行を出すことにしました。
ガーデンの裏側を伐採して新たに植物を植えていこうと思います。
ただ、この庭の裏側は傾斜になっており、同じ高さで植物を植えることができません。
裏側を伐採したところ、コンクリートの壁が出てきました。おそらく、土が雨で流されないように土留めの目的で設置されたものと思います。
コンクリートの部分が隠れるように目隠しとしてアラマンダ(黄色の花)を植えました。
また、雑草対策で琉球石灰岩を使って石畳風にしてみました。
伐採したことで、思った以上にガーデン裏の傾斜がきついことが判明しました。
大雨などで土が流出して土砂崩れになることも想定されますので、大量購入した琉球石灰岩で土留めしました。
重い琉球石灰岩をひたすら運び続けること約4時間、いちおう土留めらしきものができました。
傾斜のきつい部分には石を埋め込むような形で土留めしました。
この作業はもの凄く大変でした。重い石を持ちすぎたせいか腕を痛めてしまい、2週間ぐらい痛みがひきませんでした。
コンクリートの壁際にはアラマンダ(上の写真の右上にある黄色い花がアラマンダです)、アラマンダの手前には葉っぱが大きく見栄えのよいクロトンを植樹しました。
コンクリートの裏側に何を植樹するかは非常に悩みました。
色々と考えた結果、沖縄らしい植物を植えたいということでハイビスカスを植えることにしました。
ハイビスカスをたくさん植えて、ハイビスカスの壁を作ります。挿し木で大量生産します。
ハイビスカスにもたくさんの種類がありますが、沖縄古来のハイビスカスは「アカバナ」と呼ばれる赤いハイビスカスです。
沖縄のハイビスカス=アカバナの花は本当にきれいです。
挿し木で2か月弱育てたハイビスカスをコンクリート壁の裏側に植樹していきます。
アカバナは大きいもので高さ3~4メートルにもなるので、本来は植える間隔は1メートルぐらいはあった方が良さそうですが、ハイビスカスの「壁」を作りたいという考えがあり、50センチほどの短い間隔で植えました。成長した後は、ハイビスカス達に窮屈な思いをさせてしまうかもしれません・・・
植えたハイビスカスは琉球石灰岩で囲い、腐葉土を被せます。腐葉土を被せることで地面が乾かないようにするのと、雑草対策にもなります。
植えたハイビスカス全部を石で囲いました。重い石を持って傾斜のきつい場所で作業するのはしんどかったです・・・
ハイビスカスが成長して花をたくさん咲かせるのが楽しみです。
果たしてハイビスカスの壁は完成するのか・・・奥行のある南国ガーデンができるのか、数年後を楽しみにしたいと思います。