縁側とガレージの塗装を無難に終えて、いよいよ本宅の外壁塗装に取り組みます。
外壁塗装前はこんな感じです。
先ずは塗装前の下処理として外壁洗浄からですが、軒天を忘れていたことに気づきます。
デッキブラシで軒天を洗います。
これが疲れました。上を向きながらの作業はしんどかったです。
びしょびしょになりながら軒天の洗浄を終えます。
そして外壁の洗浄へ。
洗浄アイテムはこちら。
前回記事で「縁側の黒カビを一掃」した実績を持つ必殺のデッキブラシ。
そして、秘密兵器の風呂掃除用ハンドブラシ。
これをみて妻は白けておりました。ハンドブラシで外壁洗浄できるわけないと。
私としては、「やってできないことはない」。それを見せたかった。たいていのことは努力で補える、そう伝えたかった。
ハンドブラシで壁を擦り続けること20分。
全身ずぶ濡れになり、全くきれいにならない外壁・・・
高圧洗浄機をリースすることにしました(あっさり)。
呆然とする私に妻が優しく高圧洗浄機のリースを提案してくれました。たしか1日5,000円くらいだったと思います。
あの日、もし妻がいなければ私は自分の庭であしたのジョー状態になっていたでしょう。
(風呂用ハンドブラシで外壁洗浄に失敗した後のイメージ)
業務用の高圧洗浄機のパワーは半端ではありません。
初めて使用しましたが、力が強すぎて水を噴射した際に後ろにヨロけそうになりました。
風呂用ハンドブラシのせいで余計な時間を費やしてしまい、夜になってしまいました。
時間がないので、この日中に急いで外壁洗浄を済ませ、乾燥を待ちます。
業務用高圧洗浄機の余りあるパワーで外壁の汚れを吹き飛ばし、翌日に備えました。
(後日、高圧洗浄機のパワーが後ほど悲劇を生むことになります。)
翌日、明るくなって洗浄した外壁を見てびっくり。
Before
After
汚れが取れるどころか下地も剥がれちゃってます。
きれになるのは良いですが、弱った建物に業務用高圧洗浄機のパワーは強すぎたかもしれません。
色々ありましたが少しずつ完成に近づいてはいます。
先ずは苦手の養生から・・・
養生だけで2時間近く掛かりました・・・
養生は大変です。優良助っ人の妻がいなければ再びあしたのジョー状態に突入していた可能性があります。
本格的な塗装を行う場合には一人だとちょっときついかもしれません。一人と二人は全然違います。
そしていよいよ塗装に。
事前にYou Tubeを毎晩みて塗装の勉強をしてきました。塗装までの一連の流れは既にできあがっております。塗装の下塗り、中塗り、上塗り、ちゃんとやります。
下塗りに使用した塗料(シーラー)はこちらです。沖縄のホームセンター「メイクマン」の担当の方にお勧めしてもらいました。シーラーは外壁と塗料の接着剤的な役割になります。
「シーラーはたっぷり使うべし」ということで、惜しみなく使用することにします。
シーラーが滴り落ちるほどたっぷり塗ります。
細部はハケで塗ります。
このシーラーは乾燥させすぎない方がよいらしく、メイクマンの方からは晴れた日の場合、シーラーを塗ってから1時間ぐらいで中塗りの塗料を塗るよう指南を頂きました。
中塗り、上塗りは同じ塗料を使用します。今回は黒と白の塗料を自分で混ぜて、「墨色(すみ色)」のイメージを目指します。「墨色」なので、ツヤのないタイプ、「つや消しタイプの黒と白の塗料」を買いました。
黒と白を混ぜて「墨色」のオリジナル塗料を作ります。
混ぜ役は妻。私は応援する係です。
墨色なので、黒がベースで白を少し足すイメージです。妻が白を少しずつ加えていきます。
しかし、なかなか色の変化が見えない中、妻が思い切った量の白を混ぜ、いっきにグレーっぽくなりました。
これにより、(見てるだけの)私が口出しをし始め、(真剣に色を作る)妻のストレスが溜まり始めます。
そして色を作ること10分、私は言葉を発することを禁じられてしまいました。
ただ見てるだけの私。外壁の色にこだわり、理想の色作りに勤しむ妻。まさかここで戦力外通告を言い渡されるとは想像しておりませんでした。
無事に納得の色が完成し、塗装に着手します。先ずは中塗り。
↓の写真のとおり、一回塗っただけだとまだ下地が目立ってしまいます。
とりあえず中塗りは無事に終了。
1日あけて最後の仕上げ「上塗り」をします。
塗装前はこんな感じでした・・・
外壁塗装の最終工程「上塗り(塗料の重ね塗り)」を経て完成した外壁はこうなりました。
(妻のおかげではありますが)素人DIYとしては頑張ったのではと自画自賛しております。
とりあえず黒カビだらけだった縁側でコーヒーを飲めるところまできました。