奄美大島の二日目。宿泊先のネイティブシーアダンの部屋からの景色はなかなかの絶景です。天気も晴れていて良い一日になりそうです。
この日は楽しみにしていたご当地グルメ「鶏飯」と食べに行き、その後は市内を観光します。
先ずは朝食です。朝食は別棟なので宿泊棟から移動します。
宿泊棟はアパートのような作りです。
散歩中の蟹と遭遇します。
朝食はこちらの建物で食べます。なかなか良さそうです。
無駄に一番乗りしました。
朝食は洋定食です。
美味しい朝食でした!
以前は朝食ブッフェが旅行の楽しみでしたが、もうそんなに食べれません。定食で十分です。
この日の午前中はちょっとした冒険を決行します。
ホテルから海岸沿いを歩いて、地図には名前の載っていない無人ビーチを目指します。
ホテルから歩いて出発です。
無事に目的地まで到達できるでしょうか。
きれいな水質です。
海岸をとにかく進みます。
ビーチという感じではなく、ゴツゴツした海岸です。
同じような景色をひたすら進みます。
日差しがキツいです。昨日までは曇りが多かったのに、この日に限って晴れてます。
海岸は日陰がないので、あっという間に体力が奪われます。
海の景色を堪能する余裕はありません。
歩いていて、全然楽しくありません。
奄美大島まで来て、自分はいったい何をしてるか・・・
これ以上は進めなさそうです。
一人海岸探検隊は限界か・・・
ホテルに戻る理由が見つかったと思ったら、抜け道みたいなのがありました・・
もうちょい頑張ります。ゴールまであと少しです。
ゴールが間近に迫ったその直後。
素人探検隊の限界が訪れました。
この先はもうゴールです。
ただ、この先に行くには泳いで行く必要があります。
私の一人旅には家内との約束があります。怪我をしないで帰ってくることです。
写真は静止画なので伝わり難いですが、潮がけっこうきついところです。
岩肌がゴツゴツしていて、既に地味に手先が出血しています。
もう本当に、ここを渡ったらゴールなんですが、引き返すことにしました。
ゴールの「名前のないビーチ」まで行けには行けたと思います。
でも、帰りは危ないかもしれません・・・
1時間弱かけてここまで来ましたが、帰ります。
同じく1時間かけて、ホテルのビーチまで戻ってきました。
ホテルの安全なビーチでシュノーケリングをします。
トロピカル・フィッシュは多少はいました。
きれいなビーチですが、素晴らしいとまでは言えません。
部屋に戻って、休憩した後は、昼食に「鶏飯」を食べに行きます!
南国に行くと無性にコーラが飲みたくなるときがあります。コーラをがぶ飲みしてお店に向かいます。
鶏飯の名店「ひさ倉」さんに到着です。
鳥料理が充実していますが、旅行者は先ずは「けいはん」の一択です。
注目してからそれほど待たずに「けいはん」は供されました。
白米に蒸した鶏を中心としたおかずを丼に盛って、鶏出汁をかけて食べるスタイルです。
お茶碗、二杯~三杯弱のボリュームです。
海岸探検隊でミッション・インポッシブルとなり、心も体もエネルギーがほぼゼロの状態で、「けいはん」は沁みました。
広い店内。地元のお客さんも多かったです。
この後は適当に観光します。先ずは土産物を物色しにいきます。
南国のお土産の定番と言える、「塩」を買います。
実用的な無難なお土産です。
次はこの奄美大島・加計呂麻島旅行で飲みまくった「里の曙」の工場見学です。
「里の曙ブランド」は奄美大島を代表する黒糖焼酎です。
すっきりとした飲みやすい味で、クセのない味です。私はこの味を気に入り、二日に一本のペースで楽しませて頂きました。
見学は所要時間60分と本格的です。
見学スタートです。里の曙は東京都内のスーパーでも時々見かけるほどメジャーなお酒です。
積み上げられた里の曙。これから全国に飛んでいくのでしょう・・・
「里の曙」の検品は厳重です。
全国展開してるだけあって、工場は巨大です。樽だらけです。
巨大なタンク。何年分の里の曙でしょうか・・・
黒糖焼酎の原材料、「黒糖」です。最近は質の良い黒糖をキープするのも大変らしいです。
巨大な窯で発酵させています。
焼酎作りはたくさんの工程があることが分かります。
焼酎作りは奥が深いです。
工場見学、面白かったです。「美味しい焼酎をこれからも作ってほしい」という願いも込めて、見学が終わった後は、ショップで焼酎を一本購入しました。
工場を後にします。
本格的な工場見学は一見の価値ありです。
午前中の海岸探検隊のせいでもうクタクタです。
地元のスーパーに寄って、夕食を調達します。
刺身、豆腐、惣菜を購入。
刺身は脂の少ない「近海マグロ」。
沖縄や奄美大島では「カツオ」も定番です。
部屋に戻って、バルコニーでビールをがぶ飲みします。
最高です。
バルコニーで寛ぎます。ビールが疲れた体に沁み渡ります。
運動した後に酒を飲む。最高です。
この後、日の入りとほぼ同時に就寝しました。
加計呂麻島から始まった旅行はあと1日で終わります。
続く。