長崎二日目。
この日は大浦天主堂、グラバー邸と世界遺産クラスの観光地を巡り、最後に食べログで長崎市のちゃんぽんNo1の江山楼に行きます。
先ずはクラウンプラザホテル長崎で朝食です。
ブッフェ台には数十種類の朝食の品々が並んでいましたが、年を取ってくるとそんなに食べれません。味噌汁、サラダ、皿うどんを食べます。
満腹ですが、カレーは別腹です。
ホテル自体は古いですが、朝食会場はきれいに改装しています。快適です。
膝痛を抱えたまま長崎入りし、昨日は2時間近く歩きました。
この記事を読んでくだる方にこれだけは言いたいです。
長崎で膝痛は致命傷です。長崎旅行をご検討の方は膝を大事にしてください。
昨日、見れなかったグラバー園の夜景です。
頑張って見れば良かったと少し後悔します。
スタートしていきなり坂です。
先ずは大浦天主堂を目指します。宿泊したクラウンプラザホテルから歩いて5分もかかりません。
大浦天主堂の手前にはカステラで有名な文明堂の本店がありました。
大浦天主堂の入り口です。世界文化遺産に指定されるだけあります。
この一体にはオランダの空気が流れているような感じがします。
入口で拝観料を支払って入ります。
落ち着いた佇まいの牧師様が迎えてくれます。
天主堂の内部は撮影不可です。
こっそり撮影したくなりますが、ルールを守ります。
写真は取れないですが、天主堂の内部は思ったより規模が大きく、ステンドグラスが醸し出す特別な雰囲気が味わえます。
敷地内には博物館もあり、歴史を学ぶことができます。
学生時代に学んだ「踏み絵」の実物もありました。
踏み絵・・・
もし私がキリシタンだったとして、果たしてキリスト様を踏むことなどできるでしょうか。
おそらく、速効で踏んでしまうでしょう。
続いて、大浦天主堂から歩いて数分のところにあるグラバー園に移動です。
どこもかしこも坂だらけです。
グラバー園はスコットランド出身の商人グラバーとリンガー、オルトの旧邸を観光地化したものです。
広い園内には一部ですがエスカレーターが設置されています。
鳥のさえずりを聞きながら景色を楽しめます。
園内は広大です。
山の手から見渡す港は絶景です。
リンガー氏はグラバー商会で務めた後、リンガー商会を設立した商人です。
ちゃんぽんの「リンガーハット」はリンガー氏に由来するそうです。
改修されているとはいえ、幕末から明治時代の建物とは思えないデザインの住宅です。住んでも良いと言われたら住みたいです。
海を望む素晴らしい庭です。
明治時代のセレブです。
続いて、オルト邸です。
リンガー邸を上回る住宅です。外観が素敵すぎます。
贅を尽くした暮らしであったことが想像できます。
厨房です。専属の料理人もいたようです。
現代建築と言われても違和感のない建物です。
最後にグラバー邸です。オルト邸の素晴らしさに驚きましたが、それを上回ることが期待されます。
ん?
改修中・・・
なんという不運。大阪の「星のブランコ」の悪夢が思い出されます。
デッキから見ても全然分かりません。
海の景色がこの虚しさを紛らわせてくれます。
青空の下、グラバーさんは優しく微笑んでいるように見えます。
きっと、もう一度長崎に来なさいと言っているのだと思います。
そう思いたいです。
気を取り直して、メインイベントであるちゃんぽんを食しに行きます。
路面電車で「長崎新地」に移動して、いざ中華街へ。
目当ての江山楼に到着。鯉が迎えてくれます。
本格中華の装いです。長崎氏の人気ちゃんぽんは基本的に中華料理店で食べれます。
昼のピーク時間には待ち時間も発生するようですが、この日は2時近くの訪問のため、待たずに入店できました。
メニューを見ると、普通のちゃんぽんと特上ちゃんぽんの2種類があります。
迷わず、特上ちゃんぽんを注文。
結論から言います。
江山楼の特上ちゃんぽんは、「圧倒的にNo1ちゃんぽん」でした。
濃厚で深みのあるスープに魚介が具だくさん。少しですが、フカヒレも乗ってました。牡蠣、エビ、イカなどの魚介類がふんだんに使われています。
「特上」だけあって具の豪華さが違いますが、前日に食べた四海楼と比べると(個人的には)江山楼の圧勝でした。
ちなみに、お土産で買った四海楼のちゃんぽんを自宅で(魚介をたくさん使って)作って食べたら、お店より美味しかったです・・・
自分が食べた日がたまたま良くなかったのでしょうか。
何れにしても、長崎に行ったら江山楼の特上ちゃんぽんは必食です!