3月の札幌、夜の「すすきの」は雪が降ってました。
すすきの交差点:
この時期はまだ寒いし、特段イベントもないので観光シーズンではありません。
小さすぎる折りたたみ傘のせいで、腰から下が雪まみれになりながらホテルに急ぎます。
この日は地元の方お勧めの海鮮料理「三海の華」を予約していました。
以前、札幌を訪れた際には満席で予約できませんでしたが、観光オフシーズンということもあり予約できました。
目当ては「活きイカ」と「ボタン海老」、これと日本酒が楽しみです。
三海の華: 入口
ほどよい高級感があって期待が高まります。「活きイカ入荷」の報せに安堵します。
カウンターに座り、先ずはサッポロクラシックを注文です。
ビールが美味しいです。ビールが美味しい店は肴も美味いはずです。
先ずは楽しみにしていた「活きイカ」を注文。春先までは「ヤリイカ」が主役です。
透き通った新鮮な刺し身。これを生姜醤油で食べます。歯ごたえがあり、甘みがあります。
甘みが強く、醤油をつけないで食べても美味しいです。イカ一杯をあっという間に完食します。
続いて「ボタン海老」。大ぶりな海老が二匹、見るからに美味しそうな出で立ちで登場します。
新鮮で臭みがありません。甘エビより大きさがある分、食べ応えがあり、ボタン海老の美味しさが口の中に広がります。
あまりの美味しさに、この時点でビールと日本酒を飲み干します。
日本酒は北海道の「国稀」を選択。味はすっきりとした辛口です。ボタン海老の美味しさが引き立つ。
予定ではこの後に寿司を注文するつもりだったが、刺し身の美味しさに追加オーダーすることにしました。
お勧めの貝を聞くと「ツブ貝」とのこと。迷わず注文します。
しっかりした歯ごたえです。上品な味わいに北海道の「山わさび」が合います。皿の手前にある白い物体が山わさびです。
鼻にくる辛さは普通のワサビと同様ですが、後に残らず、辛さがすぐに消えます。
ここで最初に食べたヤリイカのゲソをから揚げにしてもらいました。
刺し身が続いたので揚げ物が美味しいです。刺し身で食べたときはコリコリとした触感が美味しかったが、揚げるとフワッととした歯触りに変わります。
ここで日本酒のおかわり。続いて「北の錦」。ちょっと色がついた日本酒です。すっきりしていますが、まろやかな味。
更に注文。ここまでけっこう食べてますが、まだまだ終わりません。寿司を注文します。
10貫で2,000円の「三海鮨」をオーダー。ウニ、中トロ、イクラを始め、アワビ、エンガワ、トリ貝、甘エビなど、エース級の逸材が揃います。これで2,000円は安い。
また、奥の3貫は本日のお勧めとのことで追加で注文。サメガレイ(エンガワ)、ニシン、もう一種類は思い出せない。。。
どれも美味い!食欲が爆発し、さらに3貫追加。
サメガレイとホッケ、一番右はホタテの卵巣。これはなかなか貴重なネタです。味はウニに似てます。
日本酒も追加です。さすがに酔っ払ってきて、何を注文したか忘れてしまいました。
これだけ食べて、飲んで、約10,000円。大満足です。
札幌には美味しい寿司店がたくさんありますが、コースはお任せが多かったりするので、この店のように自分で食べたいものが選べるのはうれしいです。
お店を紹介してくれた方、ありがとうございました!
翌日、札幌は快晴でした。
中島公園を散歩しつつ、
地下鉄で観光エリアの「大通り」に移動します。
朝の中島公園は気持ち良かったです。園内に地下鉄の入り口があるので移動に便利。
お約束のテレビ塔を観光します。
札幌の街を歩きます。洗練された街並みです。
空気がきれいなので、歩いているだけで気分が良くなります。
ちょっと早いけど、次は目当てのラーメン店に移動。店の名前は「山嵐黒虎(ヤマアラシクロトラ)」
味噌は赤も白もあるし、つけ麺もあります。まろやかな白味噌ラーメンを注文しました。
ラーメンは非常に美味しかったです。札幌ラーメンの特徴だと思いますが、ラーメンから湯気が出ません。
スープの表面に油がはってあり、スープが冷めないような工夫がされています。
味は濃厚ですが、飽きることなく、最後まで美味しく食べました。またリピートしたいです。
この後は、「きたキッチン」で土産を物色します(実家に高級トマトジュースを買いました。)。
最後は定番の「時計台」を観光。
200円で入館できます。
「時計台」、正式名称は「旧札幌農学校演武場」。学校です。講堂を再現してます。
巨大な時計を発見。
ここで札幌一泊二日の旅は終了です。
JR札幌駅に向かい、新千歳空港へ移動します。
札幌駅は立派です。
帰りの飛行機。時刻は夕刻を迎えていました。